税理士ビスナビ とは税理士会計士のためのトータル情報サイトです。

税理士ビスナビ

サイトマップ 

会計参与第1号・伊豆川裕之氏に聞く

今年9月1日に独立開業した伊豆川公認会計士・税理士事務所代表の伊豆川裕之公認会計士・税理士は、今年5月1日の新会社法施行を受け、会計参与第1号に就任した。なぜ会計参与に就任したのか、なぜ第1号なのか、伊豆川氏に聞いた

若手起業家の助けになりたい

0915_02.jpg…伊豆川先生は、なぜ会計参与への就任を考えたのですか。

実は私、昨年7月に心臓の病気で一度死んでいるのですよ。奇跡的に助かってから、人生が大きく変わりましたね。それまでは自分のことばかり考えていたのですが、何か世のため人のためになることができないかと思うようになりました。そこで若手起業家を助けたいと考えたわけです。

若手起業家は税務や会計などの知識に乏しいケースがほとんど。そこで自分の専門性を披露してサポートしたいと思いました。そこでどのような形式でかかわればいいかを考えた結果が会計参与だったのです。

…では、なぜ「第1号」なのですか。

やっぱり、第1号は目立ちますからね。これに尽きますよ。あとは、第1号に就任したことで、自分がベンチマークになる可能性が大きいことも見逃せません。今後の会計参与のやり方、制度が私の後からついてくるような気がしたのです。

…周囲の反応はいかがでしたか。

独立前に在籍していた中央青山監査法人(現・みすず監査法人)の先輩、同僚に会計参与について話したら「リスクが大きい」「前例がない」とネガティブな反応ばかりが返ってきました。

しかし、なぜ起こってもいないことのリスクを気にするのでしょう。また、なぜ前例がないからダメなのでしょう。前例がないからこそ、面白いのではないでしょうか。首をかしげるばかりでした。せっかく新しい制度ができたのですから、それにチャレンジしてみることが大事だと思います。

…現在は会計参与としてどのように取り組んでいるのですか。

会計参与に就任した企業は、実は昨年末に設立したばかり。「5年以内に上場」という目標を掲げています。会計参与の“本番”ともいえる決算はまだ先なので、今は内部の規定づくりに力を入れています。上場前の2年間は監査を受けるので、それまでに内部統制の構築などを早めに整えるよう努めています。

…同業の先生方に向けてメッセージをお願いします。

会計参与は税理士と公認会計士しか就任できない、ハードルが高いポジションです。その分、決算書の適正性がアップし、銀行からの融資が受けやすくなるなど、企業にとって利点があります。今後も会計参与の重要性、やりがいについてアピールしていきたいと思います。


Copyright(C) 2006 ACCS CONSULTING All Rights Reserved