信用保証付き融資は「信用保証協会」にリスケの打診
ニュース 更新:2005.08.30(火)
Y社はIT系ベンチャー企業で、役員だけで事業を行っている小さな会社です。新規事業が思うように上手くいかず、売上・収益ともに非常に厳しい状況で、借入金が約4,700万円ありました。メイン行から4,000万円、国金から700万円です。
短期で売上高を上げることは難しい状況で、新規の融資申請も断られてしまいました。とうとう金融機関への返済もできなくなって、もうリスケをするしかない状況に追い詰められました。
リスケの打診をしたところ、交渉を続けた結果、国金は何とかリスケに応じてくれたそうです。しかし、メイン行がまったく交渉のテーブルに乗ってくれません。理由は、 「信用保証付き融資は無理です」の一点張りです。
そんな時に私のもとにいらっしゃいました。詳細を聞いてみると、このメイン行からの 借入れのうち3,000万円は信用保証協会の保証付き融資でした。そこで、まずは「この3,000万円については、メイン行ではなく、信用保証協会にリスケ交渉してください」とアドバイスしました。
結果、信用保証協会からは「OK」の返事を難なくもらえました。その回答をもって、今度はメイン行に再度交渉したのです。「信用保証協会がリスケに対応してくれると言いました。保証付き融資のリスケが無理なんてウソじゃありませんか」と強く迫ったところ、結局メイン行もリスケに応じざるを得なくなったのです。しかも、プロパーの1,000万円もリスケに応じてくれました。
このように、信用保証付き融資の場合は、「信用保証協会」にリスケの打診をするのです。意外と親切に対応してくれることが多いと思いますよ。
(吉田学・資金調達コンサルタント)
































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