確定申告でわかる貴方の事務所の顧客満足度ミニチェック
ニュース 更新:2006.03.10(金)
確定申告も残るところ一週間。既にほとんど終了しているという事務所もあるだろうが、多くの事務所ではこれからが最も忙しくなる一週間かもしれない。まさに会計事務所にとっては最繁忙期となる確定申告であるが、事務所経営からみれば、ほとんどの事務所では、まだ一年の4分の1が済んだに過ぎない。
その確定申告だが、あなたの事務所では今年何件の確定申告を行なっただろうか。大きな事務所では1000件を超える確定申告をこなす事務所もあり、そうした事務所の中でも全部の申告書に手書きのサインをする所長もいるとのこと。単純計算でも1日40枚程度のサインをするのだから、大変な作業である。え、誰です。ウチの1年分より多いなんて寂しいことを言うのは・・。
今回の本題に戻すと、貴方の事務所の確定申告件数は増えましたか、減りましたか? 具体的に何件増加して、何件減少しましたか? その数を調べるだけで、あなたの事務所がお客様からどう思われているかが、大体わかってしまうのだ。
仮に昨年100件の確定申告があり、今年は110件になった。つまり純増10件である。100件が110件になったのだから、単純計算では10%増である。こう書けば順調な成長になる。しかし、実は内容次第ではかなり危ない事務所もあることがわかる。
例えば、増加10件で減少なし。これは一見良さそうに見える。しかし、100件程度のレベルで増加率が10%程度というのは、実はかなり危ない。社会における認知度が低い可能性がある。こういう事務所の今年の課題は認知度、地名度を向上させることである。減少なしということは、全員戻ってきたということであるから、サービスには満足してもらっているとも取れる。
一方、30件獲得で20件減少し、結果10件増という事務所はCS的に危ない事務所でもある。30件獲得(30%増)という営業力は評価できるが、2割も失ってしまうのでは、お客様が満足していないという証拠。営業力もさることながら、サービスの充実がもとめられる。
そういうことから、大体20件前後を獲得し、10件程度減少という事務所が一番バランスは取れているといえる。ただ、CS的にはまだ100%の満足度が得られていないのだから、こういう事務所もCSにもっと力を入れる必要があるかもしれない。
まだ、4分の1。しかし、もう4分の1。そして単なる「忙しい」だけの確定申告に終わらせるのではなく、ちょっとマーケティング的分析を加えた事務所経営のサンプルにすることで、非常に有意義な確定申告にすることも可能になる。
































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