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高まる経営者のニーズに対して「くれない」税理士が増えている?

ニュース 更新:2006.03.14(火)

月刊シリエズ2001年1月号から2006年3月号までの「税理士を替えた理由、教えます!」での「替えた理由」を集めてみた。各号での「替えた理由」にあたる事象を3つ選び、それを集計。その理由を大意で分けてみると上位は次のようになった。

1位 コミュニケーション不足...29件2位 態度が悪い...25件
3位 (指導、コンサルタントなどを)してくれない...23件
4位 能力不足...17件

実はシリエズ2001年7月号での同特集でも「替えた理由」を分析している。その5年前の結果と比較すると「初歩的なミスや不適切な指導を受けた」というような実務面での不満は減り、「コミュニケーション不足」を「替えた理由」に取り上げている例がぐんと増えている。そして「~してくれない」例も目立つ。

「コミュニケーション不足」の例も広義では「話してくれない」「来てくれない」と「~してくれない」の範囲に入れられる。そう考えると「くれない」税理士の事例が全事象の3割にも上っている。

そして、「コミュニケーション不足」の内容も変化している。2001年のスペシャル版での「コミュニケーション不足」は「来てくれない」という次元が目立った。しかし、今では「相談しても要領を得ない」など、その中身が問われたケースが目に付くようになった。

これらの背景には、次のようなことが考えられる。昨今の規制緩和の流れで、会計事務所でも広告・宣伝が解禁。それにより、経営者は他の税理士に関する情報が多く入るようになった。すると経営者は税理士に対する見方が変わり、税理士に経営計画や資金繰りの指導など、あれこれ要求するようになった。「くれない」税理士が多く指摘されていることは、経営者が税理士に対して要求するレベルが上昇していることの裏返し。現代の税理士は、「~してくれ」と、日に日に高まる経営者のニーズに対応しきれているのだろうか。

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