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天気予報をみるだけで貴方も一流マーケッターになれる

ニュース 更新:2006.04.21(金)

正確なデータがあるわけではないが、マーケティングに関心のある人が天気予報や地震、火山噴火などの気象(地学)に強い関心を持っている率は高いといわれる。一見、何の脈絡もないように思えるが、実は気象学はマーケティングそのものなのである。

気象予想の元となる天気図を作成したことがある人はどのくらいいるだろうか。全国の気象観測点の気圧データを集計し、同じ気圧の点を結ぶ。これがいわゆる等圧線だ。この等圧線を元に、高気圧や低気圧の位置を観測し、数時間ごとに同じ作業をすることで、低気圧や高気圧の動き方を分析し、天気予報を行なう。

このデータを集計し、グラフ化しそして予測を行なう。これはマーケティングそのものである。もちろん、現在では気象学のほとんどは科学的に分析され、気象予報は自然科学の分野であることは間違いないが、もとをたどればマーケティングであるといえるのだ。

例えば、多くの人が耳にしたことがあると思うが、西高東低という冬によく見られる気圧配置がある。東日本で晴れ、日本海側で雪がふることが多いパターンだ。この気圧配置がどうしてそういう天候を生むのかはもちろん科学的に分析されている。

同じように冬に東京などで雪が降る独特な気圧配置もある。上空に寒気が入っているとき、関東の南岸を低気圧が通るとき、東京などで大雪の可能性があるとされる。ところが、この予報ほどあたることは少ない。概して「大雪が降る」といわれたときほど、雪にならないケースが多い。これは、低気圧の位置が100キロ南に偏ったり、北に偏ったりするだけで、雪、雨、あるいは何も降らない3つのケースに分かれてしまうからだ。

ここで求められるのがマーケッターとしてのカンである。マーケティングは論理的な考え方だが、やはりマーケッターのカンも求められる。DMなどでどの言葉にお客様が反応をするかというのは、統計的な分析だけでなく、マーケッターのカンによるところもかなり大きい。

このカンを学ぶ最適なものが気象予報なのである。何しろ題材は毎日ある。それも、非常に様々なケースが存在する。ちょっとした低気圧(台風)や高気圧の動き方で、20~30キロ離れた地点で大きく天候が違う場合も多い。

毎朝、お天気お姉さんの顔だけを楽しみにするのではなく、天気図やアメダスの雲の動きを自分なりに分析、予想していくだけで、マーケッターとしての素養を養うことも可能かもしれない

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