小さな会社の株主総会の効用(後編)
ニュース 更新:2006.04.28(金)
楽しい事務所経営実践会が目指す「会計事務所のあるべき姿」とは?
河村税理士が顧問先に向けて株主総会を実施していること、そしてASP会計システム「ドコデモ会計」の開発に参画しているのには理由がある。
「私は楽しい事務所経営実践会という組織を運営しています。現在はお付き合いのある税理士の方々に『サクセス』というメルマガを配信するほかに毎月1回、意見交換会を開催しています。この意見交換会では知り合いの経営者の方にも参加いただき税理士に対して忌憚のない意見をいただいています。今年に入ってからは『顧客』『サービス』『商品』をテーマに活発な意見の交換を行なっています」
河村税理士は自身で原稿を執筆した「顧問先とのコミュニケーション・アップで収益倍増!」という40ページに及ぶ冊子を製作、配布している。この冊子のなかに河村氏が目指している会計事務所経営の真髄が記されているので一部分を引用する。
「税理士さんに何をお願いしているのですか?」
中小企業の経営者に尋ねた場合、非常に多い答えは「帳簿を付けてもらっています」つまり記帳代行です。
記帳代行が収益の柱になっている事務所はまだ多いのではないでしょうか。しかしもはや記帳代行は税理士事務所だけの業務ではなくなってきているのです。
インターネットで記帳代行をやっている企業を調べると、その数の多さに驚きます。しかもその大半が税理士事務所以外の企業なのです。その価格も競争とともに低価格化が進み、今では月1万円を切っている企業も少なくないのが現状なのです。それでもまだ記帳代行で経営が成り立つと思いますか?
誤解してほしくないのですが、私は「記帳代行をしていては経営が成り立たない」と言っているのではなく「記帳代行だけでは経営が成り立たない」と言っているのです。そもそも税理士は税務や会計に関する専門知識をはじめとして、中小企業の経営者が喉から武器を有効に使って「記帳代行の先に、こんなサービスを提供しますよ」というのが、税理士以外の企業には真似のできない、圧倒的なアドバンテージになると思うのです。
河村氏はこの冊子の中で税理士の役割を「税務・会計に関してはコンサルティング、経営に関してはコーチング」としている。そして関与先とのコミュニケーション・アップの手法として
第1ステップ:「毎月1回以上のコンタクト」を実践する
第2ステップ:「24時間以内のレスポンス」を実践する
第3ステップ:「決算のイベント化」を実践する
という3段階のステップを提唱している。この「決算のイベント化」が株主総会の開催なのだ。
河村税理士は株主総会で顧客とのコミュニケーションを向上させながら「楽しい事務所経営」を実践している。
ビデオ教材「小さな会社の株主総会の効用」を実践して得られる2つのメリット
このビデオ教材は、河村税理士が実際に事務所で実践している株主総会の予行練習の様子から、実際の経営者に対して株主総会を行なっている様子を収録しています。
事務所での予行練習の様子、経営者との実際の株主総会の様子に対して河村税理士が場面場面でコメントをはさみ、株主総会の成功のポイントがよく分かる構成になっています。
このビデオ教材を実際に見た税理士からは「職員教育にいいと思う」とのコメントをいただきました。また、別の税理士からは「関与先の経営者が喜ぶだろう」と話してくれました。
まさにこのビデオ教材の効果効能は、1.職員教育=職員のレベルアップのために。2.顧客満足の向上=社長さんが喜ぶサービス、の2点に尽きるのではないでしょうか。
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