税理士は数字に強いはず?なぜ原価管理の質問で「本買えば」なの!?
ニュース 更新:2008.04.22(火)
葛飾さんは建設会社を経営する2代目社長。10年前に先代の父親から会社を引き継いだ。当然、不況のあおりを受け業績は苦しい。あるとき「建設業は原価管理が大事」という話を聞いて、顧問のT税理士に相談したのだが...。(名前はすべて仮名です)
葛飾さんはあるとき「建設業の経費削減を実現します!」という見出しのチラシを目にした。チラシに出ているコンサルティング会社に頼むと、経費が30~40%も削減できるというのだ。
「経費が今の1/3になるのなら、会社の赤字は消せる。やりようによっては、もっといい線いくかもしれない。しかし、こんなコンサルティング会社に頼むとバカ高いお金をとられるんだろうな...」
葛飾さんはさんざん考えた挙句、T税理士に相談した。
ところが、T税理士の答えは「それは経営者が考える問題でしょう」とそっけなかった。それでも葛飾さんは「原価管理の仕方を教えてください」と頭を下げた。
するとT税理士は「本でも買って勉強すれば」と一言。葛飾さんは仕方なく書店で適当に原価管理に関する書籍を探して読んでみた。
しかし、本を読んだだけで原価管理が理解できれば苦労しない。わらにもすがる思いの葛飾さんは、書籍の巻末にある連絡先に電話をして、書籍の著者であるH税理士にコンタクトをとった。
「わかりました。一度お目にかかってちゃんとお話をしましょう」。
これをきっかけに、葛飾さんは顧問税理士をT税理士からH税理士に替えた。
H税理士は経営計画に基づく予実管理、プロジェクトごとの原価管理など、これまで葛飾さんが経験したことがないさまざまなサービスを提案。葛飾さんもそれを素直に受け入れ、会社は確実に成果が上がった。
「原価管理を始めてから利益が出るようになりました。ひとえにH税理士のおかげです。でも、これもT税理士から、そっけなく『本買えば』と言われたのがきっかけ。人生どこでどうなるかわかりませんよね」。葛飾さんは目を細める。
前税理士を替えた理由
・税務申告しか考えていない
・経営上の助言をしてくれなかった
・何の提案もなかった




































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